ブラボ:今更ながら“獣狩りの夜”へ
今更なんですが、当方もついに死にゲーと名高い【ブラッドボーン】をやり始めました。
いざ獣狩りの夜へ。
今年の二月くらいですかね。PS+のフリープレイで【ブラッドボーン】が出て、これは何かの啓示かと思い軽い気持ちでやったんですよね。
いやもう、開始数十分の間にバッキバキに心を折られまして!
一日かけたキャラメイクは、たった数十分で無駄になるという事態になりました。
……なんですが、あの繁栄と荒廃の仄暗い世界観と映像美、かっこよすぎる狩人たちが、頭を離れず。再び獣狩りの夜に挑んだ次第です、はい。
ただいま、えっちらおっちら、戦々恐々と、獣の病が蔓延する古都ヤーナムを走り回ってます。
以下、ネタバレ過多なので、折り畳みで。
管理人の恐怖におののく絶叫を聞きたいという物好きな方は、どうぞ!
◆◇◆
――青い血を求めよ。狩人を全うするため。
かくしてやってきた古都ヤーナム、獣狩りの夜という事もあり、市街には至るところに感染した住民たちが。なかなか派手なパーリィの気配じゃねえか、ヘイヘーイ!
……最初は、こんなテンションでした。ブラッドボーン先輩方なら、鼻で笑っている事でしょう。この野郎、舐めてかかると心が死ぬぜ、と。
その予想、絶対に外れないよ……。
まずは、主人公が目覚めた診療所。薄汚れた洋服だけの防御力ゼロで武器もなく、ろくな説明もない真っ白な状態で、いきなり部屋には死肉を貪る巨大な獣が!
待て待て待て、ジャブがきつすぎる。今、目覚めたばかりの主人公で、こんな獣を相手にしろなんてギャアアアアアア!!
呆気なく噛みつかれ、引き裂かれ、主人公の初死亡。
呆然とするのは、テレビの前の私である。洗礼がきつすぎる。
その後、狩人の夢にて武器を貰い、再び獣の前へ。どうにか倒し、診療所を後にすると、目の前には荒廃した、しかし栄華を極めた都の美しい風景が――。
これが、獣の病に侵された古都ヤーナムか……。美しいじゃないか……。
夕暮れの妖しい空を見つめながら、道なりに進む。打ち捨てられた馬車、おびただしい血の痕跡。ここはもう荒廃を辿る町なのだ。果たして獣の病とはいった……
ナタを持つ住人「ウオオオオオオオオ!!」
私「ギャアアアアアアアア!!!!!」
いきなりカットインする、病に侵された住民。
松明を持ち、ナタを振り回し、どう控えめに見ようと狂気の領域。はっきり言って怖い。
この時点で心臓がバックンバックンいってる。もうやだ帰りたい。
市街には同じような住民たちが闊歩し、徒党を組んでいる。轟々と燃え盛る巨大な炎と、その側に磔にされた獣の骸。そしていかにもな、その先の閉ざされた大門。まさかここを乗り越えろというのか、こんなやばそうな住民がたむろする場所を。
さて、どこからどう行けば……
ドチュン!
何処からか発砲される銃! 貫かれる身体! 一瞬にして恐慌状態に陥る私!
野郎、飛び道具をもってやがるぜ! 俺の銃は、威力無さすぎる短銃なのに?!
射程外に隠れようとし、うっかり物陰から飛び出し、そのまま段差を飛び越えてしまい、まさに炎を囲い警戒する住民たち(×10人強)の真ん前へ躍り出る!
住民「ウオォォオオオオ!」
住民「ホワァァァァアァァイ!」
住民「オアアアアアアアアアアア!!」
私「ギャアアアアアアアアアア!!!!!」
大混乱に陥った主人公、あっという間に取り囲まれ、そしてあっという間に総攻撃を喰らい、再び狩人の夢(唯一の心休まる安全地帯)へ。
開始十分で、もう心が折れそう……。(憔悴)
身体で理解しました。このゲームは、とにかく死にまくって操作や基本を覚えるのだと。
まず、普通に歩いていても死ぬ。(突然転がってくる大岩)
複数名の住民とはちあったら死ぬ。(乱戦は死亡フラグ)
大きなワンワンに出会っても死ぬし、下水道のネズミに遭っても死ぬし、カラスにつつかれても死ぬ。(動物たちよ……!)
あと、けっこう、心臓に悪い。いきなり後ろから音もなく現れるし、暗がりの見えにくいところに隠れてるし、不意打ちと待ち伏せのオンパレード。き、きたねえ!
もうこの時点でモンハンと違いすぎて泣きそう。というか半分くらい泣いてる。
ああ、あの原始の世界は、優しかったんだな……バゼルギウスの兄貴に会いたい……来てくれないかな……。
ただ、数回、数十回と足止めを喰らうたびに、だんだんと仕様や攻撃範囲、内臓攻撃を学んでいきます。そうしてどうにかボスのもとにまで到着し、記念すべきボス初戦は……
聖職者の獣
くそデカイ。なにこれ、序盤からこんなやばいやつなの? ブラッドボーンおかしくない?!
と騒いでる間に呆気なく昇天。
さすがにコントローラーをぶん投げました。
しかしこれで“啓蒙”という数値を一つ手に入れ、狩人の夢にいる人形が動き出す。そしてレベルアップが出来るようになり――ここからがようやく、ブラッドボーンの本編が始まるようです。
今までの数時間がチュートリアルという真実に、心が折れた。
このゲーム、何回人の心を折れば気が済むんでしょうね! だけどコツコツとやっている自分がいる!
――さて、ここまで聞くと「それ何が一体楽しいんだい……?」と多くの方が思われるでしょう。現に私もそう思ったし、時々今も思います。こんなの鋼の精神を持つ人しか手に取ってはならない。
なんですが、ともかくブラッドボーン、映像と世界観が美しすぎるんですよね。風景を見てるだけでもドキドキするし(もちろんホラー的な意味でも)、それとNPCとして出てくる狩人たちがいるのですが。
彼らが、とにもかくにも、かっこいい。
人型にかっこいいと思えたのは久しぶりですね。いや顔は帽子や仮面でまったく見えないんですが、装いがかっこよすぎるんですよ。かっこいい服で冒険したい派の私の心を突き刺してくる……ありがとうございます。
先輩である古狩人たちは、四十代か、五十代といったところでしょうか。容赦なくガトリング砲を連発するデュラも渋いですが、やっぱりイチオシはあの方。
烏羽の狩人、アイリーン様。
はあああ佇む彼女の足元に跪いて祈りたい。かっこよすぎんだろォォォ。名前の通りに女性狩人ですが、かっこいい。一生ついてく。これはもう是非、画像検索して頂きたい。本当かっこいいから!
それと、同じような感じで、やっぱり主人公がかっこいいですね。武器モーションもいいし、防具である洋服も、どれもいい。初期の服からかっこよかったのに、狩人一式にしたら鼻血出るかってくらいかっこいい。
最初でこんなかっこいいんだ、きっとゲームを進めて手に入るまだ見ぬ装備も間違いなく素敵なはず!
私はきっと、見た目装備と、古狩人たちのために頑張っているのでしょう。むしろそうであると強く言える。
もちろん、メインストーリーらしきものや設定も、いいですね。
人々を助けるため、血の輸血を受け、かつて人であった獣たちを殺し続ける狩人たち。獣たちの血を浴び続け、酔いしれ、そして彼らはいずれ獣に成り下がる……。
この救われなさと言ったら……。
ガスコイン神父という狩人と戦った時、彼はHPを30%ほど削ると、人の姿を失い獣に成り下がります。いずれプレイヤーもそうなるのだと、恐怖を感じましたね。
それを避けるため、青い血を求め、狩人を全うしろ、という事か。
あとアイテムの説明が胸にぐっとくる。これはモンハンでは味わえない奥深さ。
しかしまだまだ序盤ですし、ここからがブラッドボーンの本番です。
心折れながら、時に休みながら、獣狩りの夜を渡り歩いてまいります。
ちなみに現在の進行度としては、ガスコイン神父を屠り、聖堂街に到着。かつて獣狩りが行われた時、炎によって全てを焼き払われた旧市街を攻略中です。
古狩人デュラの容赦ないガトリング砲を必死によけながら、獣たちから逃げ惑う私の未来はどこにあるのか!
酷い死にゲーではありますが、キャラや風景が本当にたまらないものがあるので、是非とも画像検索して頂きたいなーと思います。
特に、烏羽の狩人様を。今もなおファンを集めて大人気を誇る、あの古狩人様を、どうか!
公式ファンアートとかあったら即効欲しいレベル。
あと勢いで課金しダウンロードコンテンツも入手しましたが、後悔はない。
まだ見ぬ素敵な武器と防具のため、私は獣たちと戦っていきます。
まあただ、心が折れる。容赦なく折れる。
あとびっくり要素があってけっこう心臓が痛い。ホラー苦手な私が言うんだ、間違いない。
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