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心よりどうでもいい日常から、携帯パチパチの写真に落書きまで、自由に投げ込んでます。 ワンクッションなく色んなモノが流れますので、あらかじめご了承下さいませ。

エルデンリング発売おめでとうございます!!

フロム民、みんな大歓喜。
かくいう当方もやっております。クリア出来る気がまっっったくいたしません。

折りたたみで、新米褪せ人の溢れる想いを投げ入れてます。
めちゃくちゃ長いです。興味がある方はどうぞ。
なお、ネタバレも含まれているのでご容赦下さいませ。


神々の指輪がある時砕け散り、その破片は様々な者の手に渡った。
褪せ人よ、彼らに見え、エルデの王となれ――。

いつもの通りにプレイヤーは置いてけぼりに、唐突に始まりました世界を救う贄の旅!
(いやどうせ生贄なんだろ、フロムのやり口は知ってるんだからね)
この訳分かんない状態で投げ出されるのは、フロムの定番です。
考えるんじゃない、感じるんだよ!!(※思考放棄)

性別は女、素性は「勇者」を選び、数時間に及ぶキャラメイクを終えいざ出陣。
チュートリアルのボスにボコボコに伸され、狭間の地リングレイヴへ。

う、美しい……!
黄色がかった褪せた草原、大地に呑み込まれた遺跡の断片、遥か遠くに佇む空と繋がるような巨大な黄金の大樹――なんて息を飲む風景でしょう。
空の色や天気も、時間と共にその姿を変えます。
これから数多死ぬ事になる褪せ人への、死の門出を祝うようですね……(なんかスタート地点なのに既に疲れてる)

フロム初のオープンワールド。この時点で何処に行ったって大丈夫です。
とはいえ道筋もきちんとありまして、黄金の導き、先を示す光が宙に伸びているのでそれを辿っていけばストーリーが進んでいきます。
初めての祝福(ダクソでいう篝火)で、NPCメリナさんと遭遇。

は? めちゃくちゃ美人じゃん……。
そのご尊顔をキャラクリで作りたかったわ……無理だったわ……。
レベルアップの際、なんとゆっくりと手を握ってくれる。なんか、ちょっと、ドキドキする……! メリナちゃん、そんなしっとり手を握ってくれるなんて……。これが恋でしょうか……。


――でも私は、このあと運命の人に出逢ったのです。


光の導きに従って、道中のモブに斬られ、松明を押し付けられ、巨人に踏み潰され、集団リンチを食らいながら(既に数えられないくらい死んでる)城の前までいき、とどめとばかりに「忌み鬼マルギット」から殺され尽くし、全てを投げ出して(拗ねて)各地を散策中のこと。
霧の深い森へ行った時、何処からか狼の遠吠えが。
あれ、でも、敵として出る狼とはちょっと違う声が混じってる。
何だろうと思いながら過ぎ去り、用事のために最初に訪れた祝福「エレの教会」へ戻り、商人カーレとお話をすると。

「そうか、お前も聞いたか。そいつは悪いやつじゃない、きっとお前とも合う。狼の声が聞こえたら、指を鳴らしてみてくれ。姿を見せてくれたら、そっと近づいてくれよ」

みたいな事を話すカーレおじいちゃん。そしていただくモーション「指鳴らし」。
なんだろ、でっかい狼の親玉でもいるのかな。ジブリのモロみたいな。
ちょっとワクワクしながら馬を走らせ、あの声が聞こえた場所へ。近くには「霧の森の廃墟」が。
さっそくおじいちゃんからもらったモーションで、指パッチン!


――廃墟の上から、何かが降りてきた。


恐る恐る、降りてきた場所へ近付く。そこに、いたのは、

長身超絶イケメンの眼光鋭い、狼の獣人……!!

「き、きたァァァァァ!!」と実際に叫び散らし、鬱屈した気分も忘れて大はしゃぎ。
そういえばあなた、もしかしてPVに出てきましたNPCではございませんか?!
うそうそ、会えるなんて……!!

「ふん、カーレの奴め……おせっかいを。だが奴が寄越したというなら、信用出来るのだろう」

あ、あふ……素敵な声……!
彼の名はブライヴ。半狼のブライヴ。背中に大剣を負った、長身屈強な狼獣人です。
……私が大はしゃぎするというところで、もうお分かりですね?
そう、全身毛むくじゃらの獣頭の獣人です。
エルデンリング神だと思っていましたがここで数値化不能の好感が。
なんでも彼は、この地に身を潜めているという、ダリウィルという裏切り者を追い求めているそうな。

「もしも見つけたら、俺を呼べ」

イエス・サー!! なんなりと!!!!
マルギットの事なんて一時忘却し、森の広がる東部を大捜索。森の巨大くまちゃんに殴り殺されながらも、気にならないくらい鼻息荒く奔走。たぶんトレント(騎獣)も「やべえ奴を主人に選んでしまった」と思っているでしょう。

そんな事で、辿り着いたのは不思議な場所。見晴らしのよい崖の上で、円盤状の石の窪みが。
「主なき猟犬の封牢」
おや? これはもしや……ブライヴ様の予感! 愛しいひと、見つけましたぜ!!
中に入ると、ブライヴのサインを発見。さっそくお呼び立ていたし、共闘。
どうにか倒して外へ出ると。

「……感謝する。これをやろう」

滅相もございません! 何かありましたらこの不祥褪せ人、いつでも貴方のために馳せ参じ……――。

「ここで別れよう」

そんなぁ!!(号泣)
……そうですね、でも、ここで出逢ったのは運命だったんです。いつかまたどこかで、再び見えましょうね。
その時までには、この蛮族の如き野蛮な恰好を、貴方に釣り合う素敵な騎士にしてきますので!
(素性「英雄」なのに、何故か蛮族スタイルに。どうしてこうなった)

そんなことで、半狼のブライヴ様の初期イベントは終了。たぶんきっとまだ彼との出会いはあるはずです。
彼ともう一度出逢うため――そんな一心でこれからもリムグレイヴの地を駆けずり回ります。

◆◇◆

エルデンリングは、神です……これは期待通りの神ゲー。
ただしフロム特製の最高峰の死にゲーですので、その辺の松明持った農民に、普通に殺されそうになります。

アイテムの説明テキストもいい。ただのウンコにもかっこいい説明がついてます。

オープワールドですので、ストーリーを進める前に各地でフィールドボスを倒し、レベル上げがおすすめ。
あと、聖杯の雫とか黄金の種とか集めて回復薬の強化もしないと。各地に教会と、黄金樹の苗木があるので、探していきましょう。

……なんか、ちゃんとRPGしてない……? フロムなのに……(失礼)

あとやっぱり、NPCがみんな良いキャラしてる。まだ少ししか出逢えていないけど、みんなみんな味がある。
そしてもう一度、半狼のブライヴ様と再会したい……!
ブライヴ様を励みに、この死にゲーを渡り歩きます。

エルデンリング、期待通りにおすすめですので、良かったら実際に狭間の地へ向かっていただけますよう。
あと本当、数え切れないくらい死にまくるので、心折れぬよう。
折れなければ、勝ったも同然なんですから!



……ところで今作にも、パッチはいるのでしょうか。うーん、パッチにも会いたい。
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