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心よりどうでもいい日常から、趣味の情熱垂れ流しまで、自由に投げ込んでます。 ワンクッションなく色んなモノが流れますので、あらかじめご了承下さいませ。

【エルデンリング】パッケージを飾った英雄の褪せ人

パッケージを飾った褪せ人。
彼の顛末に胸がつまるので、覚え書きも兼ねて書きなぐってみます。
以下、ネタバレですので気にしない方のみどうぞ。

【エルデンリング】のパッケージを飾った、謎の人物。
その正体には、多くの人がすでに気付いている事でしょう。

彼の名は、ヴァイク。竜槍の二つ名がついた円卓の騎士、あるいは指痕爛れ。
過去、最もエルデの王に近付いた褪せ人です。

灯火を探す盲目の巫女ハイータのイベントを進めていると途中で遭遇する人物ですが、出会い方は最悪です。
狂った闇霊として侵入してくるわけですから。

ちなみに出会える場所は湖のリエーニエ。「狂い火村」の北北西辺りの「鎮めの教会」。
そこへ近付くと問答無用で侵入してきます。その理由も、後で分かりましたが。

ヴァイクはかつて王に一番近く、竜の雷も操り、ランサクスという竜に愛されていた。
(封牢のヴァイクはまともな頃の彼)
(ちなみにランサクスとは、死竜フォルサクスの姉で、人間に化けて古竜信仰の司祭として騎士たちと交わった)
もう英雄の要素を集めて固めたような人物ですね。プレイヤーが現れるまでは、間違いなく彼こそが主人公で次の王だった。

……のですが、彼は突然、王都の地下深くへ潜った。(指痕シリーズのテキストより)
そして「狂い火」に焼け爛れた。
竜に愛された円卓の騎士は、突然、狂い火に冒され正気を失ったと。

それは己の巫女のためだったろうか。あるいは何者かが、唆しを囁いたのだろうか。
と続いたテキストから、これはシャブリリがたぶらかした事は明白です。

何故かって――まったく同じ手法で、雪原でこちらをたぶらかしてきましたからねェ! しかもユラの亡骸に乗り移って! この外道が!

巫女を種火に使う必要などありませんよ、と優しく囁いて、忌み捨ての底に向かわせようとした。
恐らくヴァイクは、それに従って向かってしまった。

ここで大事なのが、褪せ人と指巫女の関係。
褪せ人には、ひとりの巫女が必ずつきます。それは初めからであったり、旅の途中であったり、出会いは様々でしょう。巫女の方も、まだ見ぬ自身の褪せ人と出会うため旅をする、という風にあります。
ひとりの褪せ人と、ひとりの巫女。なんだか、ダクソの聖女と騎士のようですね。
そしてこの両者は、ただならぬ強い絆で結ばれる。巫女のいない褪せ人と導く英雄を失った巫女、両者を結び付ける事はないといっているくらいですから、相当な絆があるはず。
少なくとも、竜に愛されたヴァイクは、狂い火のもとへ向かうくらいに自身の巫女が大切だった。

……そういえば作中には他に、巫女を失い、そしてその巫女のために全てへ反逆する事を決意した褪せ人がいましたね?

そしてヴァイクは、王都の地下深くで、三本指の狂い火と見えた。
結果としては、狂い火の受領は失敗し、黄金樹は燃えなかったものの彼は正気を失いました。
その後の彼の狂乱ぶりは、相当なものだったのでしょう。実際、指痕爛れの彼は、黄色い狂い火を操る恐ろしい狂戦士と成り果てていました。「鎮めの教会」のそばの霊体は、もう王ではないと嘆き暮れています。

それでも彼は、教会に近付く者を排除するように、闇霊となって侵入してきます。
これは……たぶん教会にひっそりと残る、巫女の亡骸が理由ではないでしょうか。
とうに事切れた彼女こそ、ヴァイクの巫女では。

褪せ人と巫女、両者を結ぶ強い何か。
これは、巫女を失ったプレイヤーは、きっと生涯持つ事はないものでしょう。
代わりに、メリナとの間に別の絆が芽生えて欲しい。(圧倒的にメリナイベント足らなくて泣きそう)

ヴァイク……本当……彼、主人公すぎる。
まとめると、褪せ人と巫女の関係があまりに良すぎて尊い。
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