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心よりどうでもいい日常から、趣味の情熱垂れ流しまで、自由に投げ込んでます。 ワンクッションなく色んなモノが流れますので、あらかじめご了承下さいませ。

ダークソウル3:王狩りの旅路はきつい

荒廃した古都ヤーナムでは、獣と成り果てたモノを殺す“狩り”が満月の夜に行われる。
夕暮れと共に、獣狩りを告げる鐘が鳴り響く。狩人は業を携え、今夜も獣達を殺す――。

というフロム産の、獣狩りの死にゲー【ブラッドボーン】にドハマりしました、白銀トオル。
一度は心折れて諦めたかのゲームも、もう一度挑戦して挑んだ結果、その日の内にハマり、DLCも購入。
血と獣、異形がおびただしく蔓延る悪夢の世界を渡り歩き――気付けばトロフィーコンプをしていました。

まあ大体ボス倒してれば集まるし楽なんですが。
まさかへっぽこゲーマーな当方が、悪夢の主メルゴーを産み落とした女王ヤーナムと謁見を果たせるとは思わなかった。

そんなこんなで、ブラッドボーンの世界観に染まり、ありとあらゆる考察を読みふけり、今では立派なフロム信者。
そしてついには――ダークソウル3を購入してしまいました。しかも完全版。

獣狩りの狩人は、薪の王を殺す名も無き灰となり申した。
そんな当方の、困惑と戸惑い。
わりと長い上に平気でネタバレしているので「それでも構わん!」という方のみどうぞ。

長く果てのない時代、凍えた世界にもたらされた始まりの火。
数多くの王達が自らを薪として火を継ぐ“火継ぎ”を繰り返した世界から、火が消えようとしていた。

始まりの火が消える時、棺から王が蘇り、再び玉座へと戻るだろう――。

けれど、死に絶えようとする世界に甦った王達は、ただ一人を除き、誰も玉座へ戻らなかった。
火継ぎを行うため、王を玉座へと戻せ――その大役を定められたのは、名も無き灰。
薪になれず、燃えカスにしかなれなかった、憐れな不死人。故に灰は、炎へ執着するのだ。
その炎の、僅かな熱へと――。


◆◇◆


という感じらしい、ダークソウルシリーズ。
そもそも私は初のフロムゲーが【ブラッドボーン】だったわけで、ダクソシリーズはこれが初めて。
しかも1・2を吹っ飛ばして3。
どうしてなのかは私自身もよくわかっておりません。ただ気付いたらダクソ3完全版のパッケージを手にレジへ向かっていました。


店員「当店ではプレミアム会員となりますと、クリアできなかったり自分の肌に合わないゲームを返却すると料金が返る仕組みがございまして……」


なんだろう、あの時の店員の言葉は、ダークソウル3を知っていたからでしょうか。
「ああ、この人もきっと心が折れてしまう……」と、暗に心配してくれたのかもしれませんね。
ありがとう、心優しい店員さん。だが案ずるな、問題ない。
ブラッドボーンですでに十分に心を折られている。今さら折れる事はないさ。
心の中で力強く親指を立て、颯爽と店を退場。家に帰って速攻やり始めたわけですが……まあ軽く二時間くらいはキャラメイクしてて本編は始まらなかったよねww
キャラクリ勢なめんなよ、こだわりまくるから下手したら一日がかりだぜ!
とはいえ新たな世界にわくわくしていた当方ですので、色んなところの美人レシピを拝見し、勉強しながら素早く作成しまして。
女プレイヤーで開始したのですが……いやはや、あの。

システムが違いすぎて、最初から困惑が止まらない。

だって第一に! 左手! 左手に、獣狩りの短銃がない!
盾が! 盾がある! 狩人時代には渇望して止まなかった、盾が!!
だが正直、防御とは無縁なガン攻め狩りスタイルにもう染まり切ってしまった……今更、盾が来られたって、困るよ……。
何でしょう、あまり喜べない、この複雑な気持ち。まるで、かつて熱望し、けれど諦めるしかなかったものが手の届く場所に来てしまったような、そんな甘く苦い境地です。

「つうかパリィ! 盾パリィのタイミングって何!? くっそ獣狩りの短銃ならば余裕だったグブフゥッッ!!!!

まあ端的に言えば使い方がよく分からず、何したってボコボコにされるなら盾なんて要らないよねという暴挙に出てしまっただけですが。

……ダークソウルシリーズの先輩不死人さん方は、今きっと思っているでしょう。
「おま、盾の使い方を学んどかないと後で後悔するぞ……!」と。
その予想、絶対に外れないよ……。


灰の墓所はいい。最初だしどうにかできた。
灰の審判者グンダは、まあいい。最初のボスだもの、大体弱い。
ロスリックの高壁。うん、えと、ちょ、ちょっとまずいよね……でもまだいけるいける。
不死街。え、いや、なんか鉈持った大柄な人があああああ槍が降ってくるーーーー!!


――結論。
盾は大事。(顔面蒼白)


ようやく盾を構えて歩く事と、敵の攻撃を盾で防ぐいう必要性を学びました。(あまりにも遅い)

あと悪夢育ちの狩人を困惑させるのが――戦技、奇跡、魔術。
いわゆる、MPを消費する行動です。
す、すごいぞ、ダークソウル! ファンタジーみたいじゃん?!(※紛う事なきファンタジー)
こんなの剣使いながら魔法も放っちゃったら……うわあ、かっこいい! 超かっこいいよ!
キャッキャとはしゃぐ初心者不死人。ただ結局、獣狩りからは逃れられず、現在の私の主力武器は右手の剣。ファタジー要素は皆無。ステータスも見事なまでの脳筋ぶりと、私はせっかくのファンタジー世界をも筋肉と物理で解決しようとしている。


自らの筋力に物を言わせて押し通り、魔法皆無のまま冷たい谷のイルシールへ到着してしまいました……。
私のファンタジー生活はなんだったのか……。
そして結局、盾パリィは分かりませんww うがああああサリヴァーンめええええええ!!

なんだよ法王なんだろ! なんでそんな武闘派なんだよ! 二刀流とか聞いてねえわ!

なんか気付いたら名も無き灰、【亡者】になっているし。
ステータス欄の呪い値、驚異の99だし。
もはや見た目なんかミイラみたいに干からびてしまっているし。
これは……どういう事だってばよ? 教えて先生!


◆◇◆


しかし、さすがは大人気というダークソウルとあって、風景がとてもいいですね!
木漏れ日の指す森、城壁の景観、白く輝く古い街! とっても美しい!
あとは他にも、毒沼に、無数の鎧騎士の亡骸。串刺しの何か、スライムにネズミ……。
うん、フロムだな……さすがだよ……。
「明るい! 怖くないじゃんこんなの!」と意気揚々だった当方も、イルシールの地下牢では心臓がはちきれるかと思いました。
だって、人間の赤ちゃん? 子ども? それとも老人? の顔をした虫とか、蛆虫とかさあ……ッ
体力ゴリゴリ減らしてくる焼きゴテ野郎とかいるし。まさかここでランラン(鬼灯)と会うとは思わなかったぜ……。
獣狩りで耐性がついてなかったら、一歩も動けなかったね! いや本当! 突然の絶叫とか呻き声とか止めてくれまじで!

あとは別の意味で、カーサス地下墓がいやらしい。
床スイッチを踏むと火矢が飛んできて、骸骨を寄せ集めた大玉がゴロゴロ。大玉が坂道を下っていき、「よっしゃ行った!」と思って歩き出したらまさかのリバース。坂を転がって上ってくるとは、なんたる卑劣。当然のように場外へ吹っ飛ばされた。
あれだ、あそこは……聖杯ダンジョンだ! 聖杯ダンジョンにだいぶ近いぞ! あっちの方がもっとやばい雰囲気だけど!

こんなとこもう来るもんか! と半泣きだったので、冷たい谷のイルシールは本当に鳥肌立つくらい美しいですね。
絶好のスクショチャンスだぜ!
まあ橋を渡った瞬間にそれも絶望に変わるわけですが……(でっけえ獣が駆け寄ってくるとか頭おかしい)

結論、ダークソウルもブラッドボーンに負けず劣らず、いやらしく不気味。
こんなとこをクリアしていった先輩不死人達を尊敬する……ファランの儀礼を捧げよ!


◆◇◆


あとですね、私、ブラッドボーンの世界観にドハマリしたがゆえに、思っていたんです。
NPCとか設定はきっと、ブラッドボーンの方が深いだろうな、と。
いや、あの! 糞団子は投げないで下さい! 浅はかだったなって今は反省してるんで!

導かれるまま、いなくなった薪の王のもとへ向かう旅路の中で出会う、様々なNPC。
火守女の美しさはもちろん、高壁に囚われていた盗人、ファランの不死隊から脱走した不死人、ただ一人玉座へ戻った小さな薪の王などなど……けして一言では言い表せないものがある。
特に、私がやられたのは――イーゴンとイリーナ。巡礼の旅の半ばで進めなくなってしまった怯えた聖女と、そんな聖女に仕えるガーゴイルの黒鎧を着こんだ騎士です。
だって、ねえ、イーゴンさんの着ている防具の説明文……


『カリムの騎士は、生涯、ただ一人の聖女に仕える』


あ、あ……ッあぁぁぁああああああ!!

怯えるイリーナを【壊れた女】と称して嘲り、牢に幽閉しながらも、片時も離れないイーゴン。
彼女を従者にすると「お前があの女を庇護する限りは、俺はお前の味方だ」と言って、その後一度様子を見に来ると「壊れたあいつには似合いの場所だ」と言いながらもやはり味方でいてくれる。ツ、ツンデレかよ……イーゴン!
進めなくなってしまったイリーナを嘲笑いながら側にあった彼。今から嫌な予感しかないのですが……イリーナとイーゴンがあまりにも愛おしい。

カタリナのジークバルド、めっちゃいいひと!
頼む、彼も死なないでくれ……。フロムが良い人にはほとほと厳しい事は知っているけど……頼む、ジークバルドまでも奪わないでくれ……!

愛しいNPC達を思うと、先を進むのがあまりにも恐ろしい。
せめて誰か、一人くらい救われてくれ……イルシールの地下水路でこと切れてしまった友人の悲しみが、今一番きついんだ……。


◆◇◆


獣狩りの狩人には、中盤に突入してもなおまったく慣れていませんが、そこそこ上手く火継ぎの世界を歩いているように思います。
王狩りの旅路は容赦なくきついですが……残りの王達も、玉座へ戻したいと思います。
始まりの火を継いだ王を殺し、その首を玉座へ置くために。

薪の王を玉座へ戻す……それってつまり、そういう事なのか……?
理解した瞬間、頭が震えるかと思いました。ブラボ的に申せば、啓蒙が増えました。



――ところで今のところ、心が折れそうなのは、武闘派法王を超えた先の、貯水場なんですが。
あれ、無理としか思えないんですけど。
え、無理……先輩不死人達は、どうやってあそこを乗り越えたの……?

なんという悪辣な配置! おのれフロム! だが好き!!
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