ブラッドボーン:考察とかネタとか(3)
長文であり、今後のブラボ二次創作のネタバレになってしまっている、かもしれません。
いえネタバレしまくってます。
読みたい方だけどうぞ。
【夢主】
我が家の夢主は、狩人ではなく、ヤーナム市民。
病を患った家族のため、噂を聞きつけヤーナムにやって来た、いわば異邦人です。
身内から獣の罹患者が現れ、そして旧市街地での悲劇により、徹底して医療教会と狩人を嫌っています。そのため、彼女は稀に見る血の常習者ではない模様。
作中に何度も「甘く熱い血」の通りに、彼女は女王ヤーナムの末裔、あるいは穢れた一族の末裔です。忘れ去られた血が、突然現れてしまったのでしょう。ですが、家族どころか本人ですら知りません。
誰も知らないでしょう――彼女の血を口に含んでしまった狩人以外は。
過去、呪われたその地を離れようとした者がいたのでしょう。幼子一人くらい、外の世界へ逃げ出していたと思いたい。けれど、またも戻ってきてしまったのだから、もはや呪いと呼ぶ他ありませんね。
【趣味である紅茶】
もちろんそんな高級な茶葉などないし、陶器も上等なものではない。作法もきっと我流で、でもそこそこ美味しいくらいの腕前。
ブラボ夢を読んで下さったとあるお客様が言って下さいました。
狩人は、劇中でも血や薬しか口にしていない。そんな彼にとって、食器を用いてごく普通の紅茶を嗜むというのは、実はとても人らしい事であり、この狩人にとっては人間性を忘れないための強烈なよすがであったのではないか、と。
きっと、そうなのでしょうね。
繰り返す夢主の死、夜明けを迎えるという約束、果たされないまま巡る悪夢――それらは狩人に悪夢を終わらせる最大の目的となるのでしょう。
やがては、三本のへその緒を用いて、自ら上位者となり悪夢を生み出す。そこに夢主を導き、今度こそ共に夜明けを迎えるのでしょう。
ただただ、彼女を呪いから解き放つために。
まこと、呪われた狩人らしい暗い献身です。
【夢主が血の一族の末裔であるという事は】
女性ならば何でもかんでも手を出す、とんでもねえ上位者のオドンさんがカットインしてきますね。
嫌な予感しかない。というか、絶対、何処かの悪夢で夢主はオドンに孕まされている。
けれど、啓蒙がなければ、恐らく赤子としては宿らない。アリアンナと同じく早産し、発狂するのでしょう。あるいは、何かが頭の中で蠢いている事を恐れ、狩人に殺すよう懇願するかもしれない。
いずれにしても、また嫌な終わり方をしてしまいますね……。
まったく、オドン先輩、あんたというヤツは……。
あとは、血族絶対殺すマンである、アルフレートもまたちらつきます。
彼にうっかり漏らしてしまった日には、夢主もまた女王アンナリーゼと同じく、肉塊にされてしまうのでしょう。
どうやってこれらのルートを回避すべきか……。狩人の悩みは尽きませんね。
【聖女】
夢主の血をあまりに贔屓したら、血の聖女アデーラに確実に殺される。
女の嫉妬とは、醜く、恐ろしいのです。
これも、いつか小説として書きたいですね。
【幼年期の始まりを迎えたら】
月の魔物をも下す、最強の上位者となった狩人。とはいえ最初は蠢くだけの軟体生物のため、しばらくは人形ちゃんのお世話のもと大きくなる事に集中します。
その間、どれほどの時間が経つのでしょう。メルゴーはオギャアオギャア泣いていただけの赤子でしたが、人間の身から自ら赤子に至った大例外の狩人ですし、まあそこそこの年数だけで済むのでは。
動けるようになった頃には、夢主はただ一人ヤーナムを離れ、その近郊でひっそりと生きている、白痴扱いを受ける老婆になっていそうです。
常人に、ヤーナムの出来事など、きっと理解されないでしょうから。
最期を感じ取った夢主は、もう一度、ヤーナムを訪れます。あの獣狩りを最後にし、滅んでしまったヤーナムへ。そこはもはや人も獣も上位者もいない廃墟と化し、誰からも忘れられようしている場所となりつつある。
夢主はかつて過ごした住居に向かい、一人思いを馳せ目を閉じ――そして、悪夢を通じて、狩人が迎えに来るのでしょうね。
老いさらばえてしわがれた身体は、当時のように若々しく戻り、ようやく彼女と狩人は再会を果たし“夜明け”を迎える事になるのでしょう。
メンシスのミコラーシュがそうだったように、夢主もまた人の肉体を捨て、魂だけ悪夢へと向かうのです。
もっとも、狩人の姿をした“それ”は、もはや狩人ではなく、実際は名状しがたい異形の上位者。
啓蒙の低い者には、その姿は見えないでしょう。
ですが夢主は。おぞましいヤーナムで暮らし、恐らく狩人から気付かれぬ内に啓蒙を与えられた夢主ならば、深くにあるものも見えているかもしれませんね。
例え目の前にいるものが何であれ、あの狩人であるならば、関係のない事。上位者へと至った狩人を愛し、彼と共に過ごすのでしょうね。
――誰にも侵されない、悪夢の中で。
傍から見ればおぞましい結末、しかし当人達が幸福だと思えば、それは幸福な結末なのです。
そして夢主は、血の一族の末裔。上位者の子を身ごもる資格を有します。
幾つもの悪夢を繰り返した狩人は、夢主が無事に母となり、赤子を生みその腕に抱く未来をきっと掴み取るのでしょう。
母子の血の物語として、これほど幸福な事はないのでしょうね。
どうか“末永く幸せに”。
【いつか書きたいネタ】
・ギルバートの嘆きと不安を知り、慰める夢主(エロでもいいよね)
・カインの流血鴉との出会い
・古狩人デュラとの出会いである、旧市街の悲劇。そして、彼との再会
・というかもう、古狩人デュラとのエロ話とか書きたい。書きたい!
・同じような感じで、ヘンリックのエロ話も書きたい。超書きたい! そのためには繋がりを生み出さねば……(動機が不純)
・狩人の悪夢に迷い込み、英雄ルドウイークと出会う
・「幼年期の始まり」を迎えた後の、人形とのやり取り
・上位者にいたった狩人が生み出す悪夢には、きっとあの頃の夢主の住居がそのままありそう
・別の主人公で、過去のビルゲンワースの話。もしくは、漁村の蹂躙事件
・聖女アデーラの嫉妬
・上位者になった狩人と夢主の、その後
・狩人が、聖杯ダンジョンで手に入る「婚姻指輪」を夢主の指にはめてあげる
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