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心よりどうでもいい日常から、趣味の情熱垂れ流しまで、自由に投げ込んでます。 ワンクッションなく色んなモノが流れますので、あらかじめご了承下さいませ。

ブラッドボーン:狩人の装いと武器、工房

最近になってまたブラッドボーンが売れているようで、とても嬉しいですね。
みんな! どんどん脳に瞳を得よう! そして舌の根が渇くまで語り尽くそう!

プレイヤーの数だけ、考察があり、物語があるのですから。


◆◇◆


さて、数多くの惨劇の舞台であるヤーナムに踏み入れた狩人様(フロム信者)の多くは、知っている事でしょうが。
狩人達が身に着ける装束、武器、工房。
これらについて、今一度語らいたい。

獣狩りを行う狩人の存在意義とは、もとは“予防”のためです。
人が獣へと成り果てる奇病――獣の病に罹った人々を発見、間引きし、病の発症を止めるためです。
ですが、現在ではもはやその意味はなく、狩人達はただただ獣を殺しているだけです。おまけに守っている住人達からは忌み嫌われ、世知辛い事この上ない。
しかも獣の病は、狩人にも発症するもの。いくら彼らが獣を殺す者とはいえ、その恐怖は計り知れないものでしょう。
そのため、狩人こそが人間であり続けるため、そのよすがを自らの武器や装束に見出していたようです。

狩人が扱う、色んな仕掛け武器。
ノコギリと鉈、ノコギリと槍、手斧と長柄斧といった風に、二つの形に切り替えて戦うその武器は、「仕掛けを変え武器を扱える人の知性がまだある」という意志表明でもあったわけですね。

狩人が身に着ける装束には、防御の意味はまったくありません。
いくら防御の策を講じようと、獣の膂力の前には紙切れ同然であるからです。盾の類もそう、過信する事なかれ、です。(実際、劇中で手に入る盾は極めて少ない)
そのため、防御を捨て回避に特化した軽装とやり方――最初の狩人となったゲールマンのやり方が、今も狩人達の主流となっています。

狩人の武器や装束は、中には美しいデザインのものがあります。どうせ獣の血で汚れてしまうのに、狩りにまでも様式美を求めたのは、それこそ狩人が人である事を求めた結果なのかもしれません。
古狩人の装束には、特にその強い祈りが込められています。何の効果も無い迷信であっても、少しでも獣の病から逃れたかったのでしょう。

まあ、武器の中には、それを生み出した工房の並々ならぬ情熱が注ぎ込まれたものも数多くあります。
古狩人デュラと縁のある【火薬庫】と、その前身となった【オト工房】は、複雑な機構と火薬を用いた火力に魅入られ、爆発にちなんだ武器が多いです。
変人として名高ったらしいアーチボルドの工房(どうやら勝手に自称していた模様)は、雷に由来したものを手掛けていましたし。
個人的には【火薬庫の工房】が残っていたら、是非とも見てみたかった。きっとロマン溢れる素晴らしい火薬武器があったんだろうなあ。


狩人の装束に、防御力はない。獣の膂力を前にし、守りを講じたところで容易く殺されるのです。
だからこそ、貴公、好きな装束に身を包みたまえよ。
強い思い入れのある装束こそが、貴公を人に留め、獣狩りの夜を歩む力になるはずだから。


ちなみに当方のお気に入りの装束は、初期に手に入る黒い狩装束と、ヘンリックの黄土色の狩装束ですかね。あと、その日の気分で、色んな装束をミックスしてやってます。
魔女っぽいトンガリ帽子、煤けた胴装束、墓守の足装束、背中に葬送の鎌を背負い、死神スタイルが一番のお気に入り。
貴公、好きな装いで、獣狩りに励みたまえよ。
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