ブラッドボーン:狩人の徴
本編だけでなくDLCも最高にいいから、逃がした方、今もからでもけして遅くはない。買ってしまおう。
私はフリープレイから始めた身ですが、その日のうちに速攻DLCを買いに走りました。
願わくは狩人の業を、罪人の末裔の理由を、どうか直接触れその瞳で見て欲しい。
◆◇◆
狩人の脳裏に刻まれるという、逆さ吊りのルーン“狩人の徴”。
これの正体は、他の記事でも書いた通り、漁村の入口、ちょうど使者の灯りの正面にあるものです。
逆さに吊るされた、首のない死体――その死体の形こそ、狩人の脳裏に刻まれる、徴の正体です。
実験棟から続く漁村の風景に、リアル啓蒙が増えた狩人様も多いのでは。かくいう当方も、身震いし愕然としたものです。
そしてこの死体の形が、狩人の徴と気付いた瞬間、もう一気にブワアア!と総毛立ちましたね。
……実はしばらくの間、この死体は漁村民のものかと思っていたのですが、もしかして違うのかなと最近思い始めまして。
たぶんきっとこの死体は、ビルゲンワースの学徒、あるいは古狩人のものなのでしょうね。
衣服を剥ぎ取られ、暴力を受け、最期は首を切り落とされたその遺体。雨風に晒されてもなお、許される事なく宙づりにされています。
よほどの恨みがあったのでしょうね。
まさか罪人の亡骸が、後の狩人の徴になるなんて、こんなに残酷な事はありません。
しかもそれは、等しく狩人に現れる。
ビルゲンワースの殺戮は知らず、袂を別ち別の組織となり、もはや関係が無くなったとしても罪人の末裔だと業を糾弾され続けるなんて。
恥じとして秘匿され続けた真実であり、罪人の末裔だとしても――これでは狩人達が、哀れです。
それはそうとし、漁村の蹂躙には、メインストーリーにも出てきましたビルゲンワースの学長ウィレーム、医療教会を設立した初代教区長ローレンス、そして狩人の夢の助言者であり最初の狩人であるゲールマンが、深く関わっているとされています。
この中で一番とんでもない欺瞞の塊は――ウィレームに違いありません。
どの口で、血の恐ろしさを語るのか。彼こそが、間違いなく、あの時代の貪欲な血狂いそのものであったのでしょう。
ゴースの亡骸を冒涜し、漁村民を捕らえ血に狂った実験を繰り返し、頭蓋骨が穴だらけになるまで残虐な仕打ちをしたのは、間違いなくウィレームなのですから。
DLCでのみ戦える、炎に焼かれ続ける巨大な獣――初代教区長ローレンス。
その戦闘BGMの、ラテン語の歌詞を解き明かした素晴らしい方がいらっしゃりますが……ローレンスの本心が如実に表れていますね。
ウィレーム先生、貴方は本当に、酷いお方ですよ。
本当に、ブラッドボーンは、凄まじい世界観です。
脳が、震える。いや、本当に。
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